ほくろ(黒子)は、皮膚の一部にメラニン色素(メラノサイト)が周囲より高い密度で集まってできた母斑の一種です。医学用語では色素性母斑と呼ばれています。
ほくろは大きくなると目立ち、特に顔周りは人の視線が集まりやすいので、どうしても気になります。
ほくろは様々なことが原因で現れますが、ほくろ除去をすれば悩みから解放されます。
また、ほくろには皮膚ガンのものもありますので、ほくろでお悩みの方は是非当院にご相談ください。
ほくろは、生まれつきあるものと、遺伝子による先天性のもの、後天性のものがあります。
後天性のほくろは、メラニン色素(メラノサイト)が紫外線の刺激を受けて、メラニンが作られ、その結果できたもので、紫外線を受ける量が多いほどメラニンが大量に作られ、ほくろができる可能性が高くなります。
体には、紫外線から肌を保護するために、メラニン色素を作り出す機能があります、これがいわゆる日焼けになります。
しかし、メラニンを作る時に、メラノサイトが活性化しすぎたり、細胞が破壊されたり、何らかの刺激を受けて異変を起こする場合があります。
そのため、メラニンがどんどん増え続け、ほくろになってしまいます。
その他に、化学薬品、ストレス、けが、ホルモン分泌などによってできることもあります。
また皮膚が頻繁に擦れたり、圧迫されたりしても細胞が傷つき、メラニン形成細胞が誤作動を起こし、ほくろができることもあります。
ほとんどのほくろは、良性の物になりますが、稀に悪性に変化するもの、元々悪性の場合もあります。
特に、足の裏、手のひらなどのほくろは、悪性化(悪性黒色腫)になる可能性が高いため、医師の診察を早めに受けることをお勧めします。
まずは、医師の診察が必要ですのでお気軽に無料カウンセリングでご相談ください。
現在の日本で行われているほくろ・いぼの治療方法は、大きく分けて上記の3つに分類されます。
電気分解法電気メスの原理を応用し、熱によってほくろの細胞を焼灼します。
※大きさや深さによって治療費が異なります。
手術をすることで腫れが発生します。
内出血となるケースがありますが、時間の経過とともに治ることがほとんどです。
手術直後は切開部分の赤みができ、目立たなくなるまでに時間がかかることもあります。
治したい部分 | 手術方法 | 手術費用※1 |
---|---|---|
ほくろ・イボ | 電気分解法(1個・5mmまで) | ¥10,000〜¥30,000※2 |
※ 表記は税抜表示です。
※1 他院の修正や患者様の状態によって、上記と価格が異なる場合があります。
※2 手術費用はほくろの大きさや深さによって異なります。
皮膚を切り取り、その周りの皮膚を縫合することでほくろを除去します。
※ほくろの大きさや深さにより治療費が異なります。
手術をすることで腫れが発生します。
内出血となるケースがありますが、時間の経過とともに治ることがほとんどです。
手術直後は切開部分の赤みができ、目立たなくなるまでに時間がかかることもあります。
治したい部分 | 手術方法 | 手術費用※1 |
---|---|---|
ほくろ・イボ | 外科的な方法(切縫法) | ¥30,000〜※2 |
※ 表記は税抜表示です。
※1 他院の修正や患者様の状態によって、上記と価格が異なる場合があります。
※2 手術費用はほくろの大きさや深さによって異なります。
サージトロンは炭酸ガスレーザーや電気メスと異なり、熱変性が非常に少ないことが特徴です。周波数が500kHzの一般的な電気メスは熱変性が650μ(ミクロン)もあり、炭酸ガス(CO2)レーザーでも500μ(ミクロン)の熱変性があります。
サージトロン(4.0MHz)では、たった15μ(ミクロン))の熱変性しかありません。熱変性が少ないと言うことは、組織を炭化させず、創傷治癒を助け、よりからだにやさしい治療といえます。
高周波メス4.0MHzの高周波ラジオ波で切開・止血目的だけでなく、電気メスやレーザーの常識を超える低侵襲性とマイクロ性を可能にしました。
肝斑・・・・・・
俗にしみといわれるものの多くが肝斑で、顔面両頬部、前額部、口囲などに見られます。
対称性に境界明確な淡褐色~褐色の色素斑で、表面は平坦であり、発赤、瘙痒などの炎症症状及び自覚症状はありません。
思春期より更年期までの女性に多く、ときには男性にも見られます。
雀卵斑・・・・・
俗称そばかすと呼ばれるもので、学童期頃より顔面に多く、針頭大~釘頭大の不規則な形態の淡褐色~黒褐色の小色素班が対側性に現れます。
夏期に日光照射で増悪し、冬期には消退します。
その他、手背、腕、肩、背などの露出部に見られることもあり思春期に顕著となることが多いです。
女性ホルモンを主とした副腎皮質ホルモンを含む、内分泌機能の異常が原因の第一に考えられます。
また臨床経験から、慢性胆嚢疾患患者に肝斑が良く認められることから、消化器系機能障害が誘因になることもあるように思われます。
その他、紫外線に長時間照射されると肝斑が新たに発生し、既存のものは増強します。また、全身疲労やストレスなどが肝斑の原因を招くとも考えられています。
肝斑は基本的にはトランサミン内服とハイドロキノン外用で治療を行っております。
優性遺伝であり、白人種に多く、従って黄色人種でも色白の皮膚に多発します。
日光照射を避け、紫外線斜断剤、サンスクリーンクリーム(10~15%パラアミノ安息香酸含有クリームなど)を用い、
遮光力のあるファンデーション(カバーマークなど)を使って紫外線を防御します。
IPL(フォトフェイシャル)による治療をベースで行っていきます。
外用剤としては、特別効果的なものはありませんが、ビタミンCクリームで色を軽減することは可能です。
通常、三塩化醋酸塗布による焼灼を行うと、7~10日間に色素の部分は痂皮となります。
また、5%ハイドロキノン含有クリームの外用を試みても良いですが、刺激がない場合のみ継続使用します。
全身療法としては、ビタミンC(レアスコルビン酸)の内服、静注、皮下注が有効な場合がありますが、紫外線を防ぐ手段を徹底することも重要です。
城本クリニックでは、豊かな経験と確かな技術をもった医師が無料カウンセリングで患者様の症状を診断し、 患者様のご希望に合せて適切な治療をご案内しています。まずは、お気軽にご相談下さい。